スパーズ雪辱 ホームで1勝1敗のタイ!しかしパーカーが膝を負傷

[ 2017年5月4日 15:29 ]

34得点を挙げたスパーズのレナード
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 NBAプレーオフの西地区準決勝シリーズは3日にサンアントニオで1試合を行い。2位スパーズが3位ロケッツを121―96(前半65―55)で下して1勝1敗。ホームでの連敗は免れた。

 第1戦では99―127で完敗を喫したが、第2戦ではカワイ・レナード(25歳)が34得点、7リバウンド、8アシストをマークしてチームをけん引。チームのフィールドゴール(FG)成功率は初戦の36・9%から54・5%にアップした。

 デビッド・リー(34歳)に代わって先発に起用されたパウ・ガソル(36歳)は29分出場して6得点ながら13リバウンドと4ブロックを記録。“人事刷新”で流れが変わった。

 ただし18得点と4アシストを記録したガードのトニー・パーカー(34歳)が第4Q、ジャンプシュートを放ったあと、着地した際に左膝を負傷。チームメートに抱きかかえられてロッカールームに運ばれた。4日に精密検査を受けるが、敵地ヒューストンで行われる第3戦(5日)と第4戦(7日)の出場は微妙となった。

 なおパーカーのプレーオフでの通算得点は4014となり、ティム・ダンカン(5172)に次いで4000得点突破を達成。すでに1137アシストを記録しているが、プレーオフで4000得点と1000アシストの両方をクリアしたのはマイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズを含めて史上4人目となった。

 ロケッツは第1戦で3点シュートを22本成功(試投50本)させたが、第2戦では15本(試投25本)止まり。得意の“長距離砲”がなかなか決まらず、第3Q終了時点までは5点差で食い下がっていたが、勝負どころの第4Qでは13―33と失速した。

 大黒柱のジェームズ・ハーデン(27歳)はFGを17本放ったが成功は3本のみで13得点。7リバウンドと10アシストを稼ぐなど得点以外では頑張ったが、スパーズの執拗なマークにあってシューティングは精彩を欠いた。

 フォワードのライアン・アンダーソン(28歳)が4本の3点シュートなどでチーム最多の18得点をマーク。しかし第1戦でチーム最多の23得点を挙げたトレバー・アリーザ(31歳)は33分出場しながらわずか2得点に終わった。

 <5日のテレビ放送>

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