飯塚 男子200M2位、世界陸上参加標準記録届かず 桐生は棄権

[ 2017年5月3日 17:27 ]

<静岡国際陸上競技大会>男子200メートル決勝、2位でゴールする飯塚(中央)
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 陸上の世界選手権(8月、ロンドン)の代表選考会を兼ねた静岡国際が3日、静岡スタジアムで行われ、男子200メートル決勝はリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーの飯塚翔太(25=ミズノ)が追い風0・2メートルの条件で20秒50を記録し、2位だった。予選の21秒02を含め、世界選手権の参加標準記録20秒44には届かなかった。優勝は米国のショーン・マクリーンで20秒49。リオ五輪銀メダルメンバーの桐生祥秀(21=東洋大)は予選を21秒01で通過したが、体調不良のため同決勝を棄権した。

 地元で迎えた国内初戦を準優勝で終えた飯塚は「地元で優勝していいところを見せたかった。標準を切りたかった」と悔しさをのぞかせた一方で「試合をする度に体を使えるようになる。次が楽しみ」と前向き。メダリスト対決が桐生の棄権によって持ち越しとなったことには「走りたかったけど彼には彼のやり方があるし、どこかでやれれば」と相手の判断に理解を示した。

 女子200メートルは今季からプロとして活動する福島千里(28)が23秒91で優勝。こちらも世界選手権の参加標準記録23秒10は切れなかった。

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2017年5月3日のニュース