ジャズ、7年ぶりシリーズ勝利 中1日でウォリアーズと激突

[ 2017年5月1日 14:02 ]

26得点をマークしたジャズのヘイワード(AP)
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 NBA西地区のプレーオフは30日に1回戦最後の1試合をロサンゼルスで行い、5位ジャズが地元の4位クリッパーズを104―91(前半46―39)で下して4勝3敗。7年ぶりにシリーズ勝利を挙げた。

 センターのルディー・ゴベール(24歳)はファウルトラブルで13分の出場(1得点)に終わったが、球宴に出場したフォワードのゴードン・ヘイワード(27歳)が26得点と8リバウンドをマーク。フリースローも6本すべて成功させ、このシリーズ全7試合では45本放って失敗したのは2本だけだった。

 ジャズは準決勝で今季2勝1敗の1位ウォリアーズと対戦。1回戦が長引いたために中1日で次のシリーズに突入するというタフな日程になってしまった。ウォリアーズは1回戦(対トレイルブレイザーズ)を4戦全勝のスイープで勝ち上がっており中7日。2日にオークランドで行われる第1戦でジャズがどこまで粘れるかが注目されるところだ。

 第3戦でブレイク・グリフィン(28歳)を右足つま先の故障で失ったクリッパーズは2年連続の1回戦敗退。クリス・ポール(31歳)は40分出場したもののフィールドゴールの成功は19本中6本で結局13得点に終わった。センターのディアンドレ・ジョーダン(28歳)は24得点と17リバウンドをマーク。しかし苦手のフリースローは15本中9本失敗した。

 今季限りで引退するポール・ピアース(39歳)は22分出場して6得点。しかしチームの敗退が決まったために、セルティクス時代を含め19シーズンに及んだNBA生活にこの日別れを告げた。レギュラーシーズンは1343試合出場して平均19・7得点。通算得点は歴代15位の2万6397だった。

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