敏京72で2差堅守!米3勝王手 アプローチ冴え「楽しかった」

[ 2017年5月1日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー テキサス・シュートアウト第3日 ( 2017年4月29日    米テキサス州アービング ラスコリナスC=6441ヤード、パー71 )

通算8アンダーで首位の野村
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 首位から出た野村敏京(24=フリー)は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで72とスコアを落としたが、通算8アンダー、205でトップを守った。宮里美香(27=NTTぷらら)は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算6オーバー、219の58位で最終ラウンドに進めなかった。この大会は第3ラウンド後にも絞り込みがあり、2打及ばなかった。

 10メートル以上の強風が吹く中で野村が粘った。「風が強かったので守るゴルフで行った」。スコアを落としながらも首位を守り、納得の表情で話した。

 アプローチがさえた。6番はバンカーから50センチに付けてパーセーブ。10番パー5ではグリーン左ラフから5センチにぴたりと付けてバーディーにつなげた。11番パー3は花道から30センチに寄せて難を逃れた。「いい流れで行けた。ショットもパットも良かったので、楽しかった」と表情を緩めた。

 終盤はショットが乱れた。17番はグリーンに落ちたボールが奥まで転がり池に落ちてダブルボギー。それでも「フェードを打つつもりが(ボールが)つかまって距離が飛んでしまった。風もあったし、しようがない」と落胆の色はない。1打目を右、2打目を左に曲げた18番もパーで終えた。

 過去2勝はいずれも逃げ切りで挙げた。昨年4月のスウィンギングスカート・クラシック以来の3勝目に向けて「今日みたいに落ち着いて、楽しいプレーをしたい」と気負いはなかった。

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2017年5月1日のニュース