優作“会長載冠”劇的!PO寸前バーディー決着 2年ぶり4勝目

[ 2017年5月1日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ最終日 ( 2017年4月30日    愛知県東郷町 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70 )

18番、優勝を決めるバーディーパットを決め、大歓声の観衆に向かってジャンプする宮里
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 宮里優作(36=フリー)が15年のダンロップ・フェニックス以来、2年ぶりのツアー通算4勝目を挙げた。首位タイから出て68で回り、通算13アンダー。劇的なバーディー締めで混戦を制した。昨年の選手会長就任後の初勝利で、史上初となる選手会長賞金王を目指す。1打差の2位に藤本佳則(27=国際スポーツ振興協会)、谷口徹(49=フリー)が入った。

 カップの右を抜けると誰もが思った次の瞬間だった。ボールの左端がカップに引っ掛かり、縁を伝った。くるりと一周回り、カップイン。6メートル先の出来事を目の当たりにした宮里優は、18番グリーンでジャンプして体を回転させて喜んだ。

 「そうそう入るラインでも距離でもない。カップ周り50センチに寄ればと思っていた」。出だしはスライスで最後にフックする難しい下りのラインを読み切ってバーディーを奪い、藤本、谷口との激戦を制した。

 試合数の減少など、逆風が吹く男子ツアーの選手会長に就いて2年目。各方面へのあいさつや理事会などで練習に費やす時間は激減し、昨年は未勝利で賞金ランキングも20位に沈んだ。「そういうふう(選手会長だと勝てない)に思われたくないし、言い訳したくもない」。巻き返しを誓いながらも、このオフは2週間クラブを握れない時期もあった。今季国内2戦目だった前週は予選落ち。本調子になるのは「夏までかかるかな」と覚悟していたが、今季投入した2Iで距離の短いコースを攻略。この日は18番だけではなく、1番で4メートル、6番で5メートルのバーディーパットをねじ込むなどパットもかみ合った。

 宮里優の発案で今季から会場内にスマートフォンなどで選手との写真撮影ができるフォトエリアを設置した。コースによるが、練習場では動画も撮影できる画期的なサービスだ。この日も最後までファンと交流し、一番のファンサービスはしびれる優勝争いだと改めて感じた。これで賞金ランク41位から4位に浮上。「気が早いよ」と謙遜したが、史上初の現役選手会長の賞金王も夢ではない。

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