ケンブリッジ 次戦は上海大会!桐生も出場「一緒に走るとちょうどいい風に」

[ 2017年4月30日 16:56 ]

米国遠征から成田空港に帰国したケンブリッジ飛鳥
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 陸上男子短距離のケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が30日、米国遠征から成田空港に帰国し、次戦について「ダイヤモンドリーグでいい結果を残したい。2週間後に向けてしっかり調整したい」と5月13日に行われるダイヤモンドリーグ上海大会(中国)になることを明かした。

 今季100メートルの始動の場として選んだ米国では今月に3つの競技会に出場したが、全てのレースで追い風2・0メートルを超える風が吹いて参考記録だった。15日の今季初戦は予選で追い風5・1メートルで9秒98、決勝は追い風4・4メートルで10秒08。22日の2戦目は追い風3・0メートルで10秒12。28日の3戦目も追い風3・3メートルで10秒05だった。「風は残念だった」と運に恵まれずに8月の世界選手権の参加標準10秒12をクリアできなかったが「記録だけを見ると悪くない。2、3戦目はスタートからの流れも良かった。そのうち普通の風で走れるのかな」と好感触をつかんだ様子だ。

 米国遠征中には国内大会でライバルの桐生祥秀が向かい風の中で10秒08、10秒04と好記録を2週連続で連発。ダイヤモンドリーグ上海大会には、その桐生も出場する予定だけに「一緒に走るとちょうどいい風になるのかな」と好条件での直接対決を待ち望んでいた。国内初戦は、5月21日のセイコー・ゴールデングランプリ川崎となる。 

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2017年4月30日のニュース