沙羅が卓球転向!?合同研修で生真面目さ発揮 “自主練”でメキメキ上達

[ 2017年4月30日 05:30 ]

JOCの研修会で卓球にトライする高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)が卓球でも持ち前の生真面目さを見せた。29日、都内で日本オリンピック委員会が開催した平昌(ピョンチャン)五輪代表候補の合同研修に参加。チームワークの講習として卓球に取り組んだ。

 1年前の研修以来だという高梨は、最初はまともにサーブも打てなかったが、順番を待つ間にそそくさと会場の片隅へ。何をするかと思えば1人壁に向かって黙々とサーブ練習を始めた。その後も「感覚をつかもうと思って」とリフティングを繰り返す姿は、本業のジャンプへの取り組みそのもの。“自主練”のかいあって「少しずつ慣れてきた」終盤はラリーも続くようになった。

 同じ班だったアイスホッケーの藤本やカーリングの石郷岡らと話し込み、競泳の萩野の講義にも耳を傾けて「各選手の競技に向かう情熱を感じられた」という一日。「着実に一つずつ積み重ねることが大事。焦らず、慌てず、諦めずに金メダルを目指したい」と実直に語った。

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2017年4月30日のニュース