ウルフ、力負けも成長見せた 初の世界選手権へ「優勝して3年後につなげる」

[ 2017年4月30日 05:30 ]

柔道全日本選手権 ( 2017年4月29日    日本武道館 )

<全日本柔道選手権大会>決勝で王子谷に敗れたウルフ
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 3度目の出場で初の決勝進出となったウルフ・アロン(21=東海大)だが、最後は大学の先輩・王子谷に“力負け”し「優勝を狙っていたので悔しい」と、肩を落とした。

 それでも準々決勝は昨年準優勝の上川に粘り勝ち、準決勝では5年前の優勝者・加藤に逆転勝ちするなど、成長ぶりは顕著。100キロ級代表として初の世界選手権に挑む21歳は「自分より大きな選手と戦えたことは、役に立つ。世界選手権で優勝して3年後(東京五輪)につなげたい」と、気持ちを切り替え前を向いていた。

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2017年4月30日のニュース