AOはそろって予選落ちも青木「老体にムチ打って36ホール回れて良かったよ」

[ 2017年4月28日 18:01 ]

<クラウンズ・第2日>1番、バーディーを奪ったジャンボ尾崎をグータッチで迎える青木功
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 男子ゴルフツアーの中日クラウンズで、5年ぶりの同組ラウンドとなったAOは2日目、そろって予選落ちした。

 この日78の通算21オーバー、103位となった尾崎将司(70)は出だしの1番で幸先のいいバーディーを決めるが、パットが不調で6番から3連続ボギー。さらにショットも不振。70歳の年齢を考えれば、レギュラーと同じ距離、セッティングで勝負するのは酷ともいえるが「アイアンがバーディーチャンスにつくキレがない。勉強にします」と気持ちは前向き。ただ、青木功(74)との同組ラウンドに関して報道陣から青木が初日前日に「これが(俺の都合で)最後(の同組)になるかな」と語っていたことを伝えられると「ほんと最後にしてもらいたいね。(自分も)引きずられちゃうから」とキレ?のある冗談を飛ばして笑いを誘う。しかし、すぐに「頑張って、(時折)いいプレーもしていた。(いい時の)片鱗を見せていたよ」とフォローも忘れていなかった。

 一方の青木は77の通算22オーバーで104位のブービー。「老体にムチ打って36ホール回れて良かったよ。もうちょっと出来れば良かったかな」。今大会はJGTO会長としてツアーを盛り上げるために昨年大会以来、1年ぶりのツアー参戦を決意。昨年大会は、初日9ホールを終えたところで足の痛みで棄権していただけに、2日間の完走を果たし満足感を漂わせた。オールドファンにとっては、今後もジャンボとの同組ラウンドを見続けたいところだが「組み合わせでジャンボと回ることが、最後になることが近づいているのはお互い感じている」と淡々。その上で「我々がいなくても、若い人たちが盛り上げていけるように、我々がやっていかないといけない」と責任感を口にしていた。

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2017年4月28日のニュース