昨季1勝15敗のブラウズ ドラフト全体トップでテキサスA&MのDEギャレットを指名

[ 2017年4月28日 16:58 ]

NFLドラフトでトップ指名を受けたギャレット(AP)
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 NFLドラフトが27日にフィラデルフィアで行われ、昨季1勝15敗に終わったブラウンズは全体トップでテキサスA&Mのデフェンシブ・エンド(DE)、マイルス・ギャレット(21歳)を指名した。

 自宅のあるテキサス州アーリントンで吉報を受け取ったギャレットは「やっと肩の荷が下りた感じ。やっとどこに行くのかがわかったし、あとは全力を尽くすだけだ」と語り、集まった家族や友人に祝福されていた。

 ギャレットは1メートル93、123キロという恵まれたサイズを生かし、大学時代の3シーズンで計31サックを記録。2年連続でオールアメリカに選出されていた。

 オハイオ州クリーブランドを本拠にしているブラウンズは2002年以来、プレーオフから遠ざかっており、ここ2シーズンで計4勝28敗。今ドラフトの1巡目では唯一3人の指名権があり、25番目にミシガン大のラインバッカー(LB)、ジャブリル・ペパーズ(21歳=1メートル85、97キロ)、29番目にマイアミ大フロリダのタイトエンド(TE)、デビッド・ジョーク(20歳=1メートル93、112キロ)を指名した。

 49ersから全体2番目の指名権をトレードで獲得したベアーズは、大方の予想を裏切って北カロライナ大のQBミッチェル・トゥルビースキー(22歳=1メートル88、101キロ)を指名。昨季の全米王座決定戦で優勝したクレムゾン大のQBディショーン・ワトソン(21歳=1メートル88、100キロ)は全体12番目にテキサンズが指名した。

 3番目には49ersがスタンフォード大のDEソロモン・トーマス(21歳=1メートル91、124キロ)を指名。即戦力として注目されていたルイジアナ州立大のランニングバック(RB)、レナード・フォーネット(22歳=1メートル83、109キロ)は4番目にジャガーズに指名された。

 1巡目に指名された32人のうち19人がディフェンスの選手。なお28日には2巡目と3巡目の指名が行われる。

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