ラプターズが4勝2敗で東地区準決勝に進出 デローザン32得点!

[ 2017年4月28日 14:42 ]

ダンクを決めるラプターズのデローザン(10)
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 NBA東地区のプレーオフは27日にミルウォーキーで1試合を行い、3位ラプターズが苦戦しながらも6位バックスを92―82(前半51―38)で退けて4勝2敗。2年連続で1回戦を突破し、昨年の決勝で2勝4敗と敗れている2位キャバリアーズと対戦することになった。

 バックスとの第6戦では第3Qの6分44秒に71―46と25点のリードを奪ったが、第4Qの残り3分6秒、ジェイソン・テリー(39歳)に3点シュートを決められて78―80。しかし残り2分からコーリー・ジョセフ(25歳)の5得点を含む9連続得点で試合を再びひっくり返した。

 デマー・デローザン(27歳)は40分出場してフィールドゴール(FG)を24本中12本成功させて32得点。カイル・ラウリー(31歳)は13得点をマークした。今シリーズでは第3戦まで1勝2敗と苦しんだが、第4戦からセンターのヨナス・バランチューナス(23歳)に代わってガードのノーマン・パウエル(23歳)が先発。平均身長はバックスより8センチも低い197・6センチとなったが、テンポアップしたオフェンスで以後3連勝を飾った。

 バックスは2メートル11のオールラウンダー、ヤニス・アデトクンボ(22歳)が1分休んだだけの47分出場して34得点を稼いだが、第4QはFG試投6本中成功は2本のみ。3点差を追って迎えた残り16秒からのプレーでは3点シュートのためのオフェンスを組み立てることができず、やむなくレイアップに持ち込んで1点差としてしまった。直後にファウルゲームに出たが残り時間は3秒。プレー・セレクションに疑問を残すエンディングとなった。

 バックスのチーム・フリースロー成功率は64・3%(28本中成功18本)。ミスが最後に重くのしかかる一戦にもなった。

<29日のテレビ放送>

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