稀勢、夏場所出場に意欲 3連覇へ「しっかり治して元気な姿を見せたい」

[ 2017年4月28日 05:30 ]

日本相撲協会の研修会に出席した横綱稀勢の里関(右端)ら
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 左上腕二頭筋、左大胸筋の負傷で大相撲の春巡業を休場している横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が27日、3連覇の懸かる夏場所(5月14日初日、両国国技館)への出場に意欲を示した。東京・両国国技館で行われた日本相撲協会の研修会に出席。夏場所に向けての意欲を聞かれると「しっかり調整してやりたい。そういう(出場する)気持ちでいる。しっかり治して、夏場所でまた元気な姿を見せたい」と話した。

 負傷を押して2連覇を飾った春場所後、他の部屋の関取と会うのは初めてで、横綱・白鵬から「大丈夫か」と聞かれると「大丈夫です」と答えた。この日は着物姿で現れ、以前より体が大きくなったように映った。既に四股などの基本運動やウオーキングなどを行っており「巡業に出られないのは残念だが、順調に来ている」と説明した。

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2017年4月28日のニュース