星野 和合攻略へ常識破りの1W武器「58戦法」

[ 2017年4月27日 05:30 ]

中日クラウンズ ( 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース )

ドライビングレンジで感触を試す星野陸也
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 男子ゴルフの中日クラウンズは27日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開幕する。20歳のホープ、星野陸也(フリー)は、石川遼(25=CASIO)が2010年に出したツアー最少ストローク「58」をサポートした加藤大幸キャディー(34)と初タッグを組む。1Wを武器にした「58戦法」で同組の青木功(74=フリー)、尾崎将司(70=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリー)のレジェンド2人に名刺代わりの好スコアを見せつける。

 トリッキーな「和合」の印象を、星野はこう口にした。「狭いと思っていたけど、意外と1Wで打てる」。キャリー290ヤードの飛距離を駆使して力でねじ伏せる作戦だ。

 心強い存在がいる。初タッグの加藤キャディーは、石川が10年の本大会でツアー最少スコア「58」を出した際にバッグをかついだ。パー3をのぞく14ホール中11ホールで1Wを握るという和合攻略の常識を破る攻めを支えた。

 今回、加藤キャディーは最多で9ホール使う計画を描いている。QTランク1位にして今季10位以内2回の実力を見込み、1Wを駆使した「58戦法」が可能だと見ているのだ。星野は「58のキャディーなのでコースを知っている。練習ラウンドではどこに打てばいいかを教えてもらって役に立った」と信頼を寄せている。

 予選ラウンドは青木、尾崎将と同組になった。「日本のゴルフ界を支えてきた方。そんな人と回れるのは夢のような感じ」。レジェンド2人の前で同じマネジメント事務所に所属する石川ばりの攻撃ゴルフを披露する。

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2017年4月27日のニュース