女子ソフト代表・宇津木監督「弘前から東京五輪へ」

[ 2017年4月27日 05:30 ]

弘前市職員の斎藤春香元監督(左)と握手する宇津木麗華監督(弘前市役所提供)
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 女子ソフトボール日本代表の宇津木麗華監督が26日、東アジアカップ(6月18〜21日)のPRのため、会場の青森・弘前市運動公園野球場を訪れた。同球場の愛称「はるか夢球場」は同市出身で08年五輪で日本代表を金メダルへ導いた斎藤春香元監督にちなんで名付けられたもの。現在、弘前市職員の斎藤さんも同席し、新旧監督の共演となった。宇津木監督は「大親友の斎藤さんの地元で試合をできることは、とても幸せ。ここ弘前から東京五輪に向けてのスタートを切り、金メダル獲得に向けて全力で取り組んでいきたいと考えています」と話した。

 この球場は15年11月から大規模な改修工事が行われ、収容人数が6700人から1万4800人に大幅にアップした。東アジアカップがこけら落としの大会で、6月28日には青森で29年ぶりのプロ野球の1軍公式戦として、楽天―オリックス戦が開催される。改修に尽力した弘前市の葛西憲之市長は「オール弘前で、全力でサポートし、地域の活力につながるように市全体で盛り上げていきます」と抱負を述べた。

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2017年4月27日のニュース