陸上・高平慎士が今夏で引退　北京400リレーで銅「素晴らしい時間だった」

今夏で引退することを発表した高平慎士
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　０８年北京五輪陸上男子４００メートルリレー銅メダルの高平慎士（３２＝富士通）が今季限りでの引退を所属先公式ブログで発表した。

　「２０１７年の夏をもちましてアスリートとしてのキャリアを終えることといたしました」と報告。「興奮や感動に溢（あふ）れ、とても充実した素晴らしい時間だったと感じています」と競技生活を振り返った。

　高平は２０秒２２の自己ベストを持つ２００メートルで日本選手権を５度優勝し、０４年アテネから３大会連続五輪出場。国際オリンピック委員会は北京五輪４００メートルリレーを制したジャマイカの金メダルをドーピング違反で剥奪することを発表しており、処分が確定すれば日本は銀メダルに繰り上がる。