宇野 初の“羽生超え”「ここでとどまらずに成長していきたい」

[ 2017年4月21日 21:40 ]

国別対抗戦 ( 2017年4月21日    東京・代々木体育館 )

<フィギュアスケート国別対抗戦2日目>男子フリーで力強い滑りを見せる宇野昌磨
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 宇野昌磨(19=中京大)はフリーは198・49点で2位。今大会は合計で争わないが、羽生の284・00点に対し、宇野は302・02点。15―16年シーズンにシニアに転向してからの直接対決で初めて合計で羽生を上回ったが、「特に何も思いません」と意に介さなかった。

 演技後半に4回転フリップ―2回転トーループに挑んだが、フリップで大きくバランスを崩して手をついた。基礎点14・96点のコンビネーションで、転倒の減点1を含めるとわずか0・98点しか稼げず、「ほとんど点数がない。まだまだやる回数が少なくて、何が悪いか分からないくらいの失敗だった」と苦笑いを浮かべた。

 今季最後の演技で良くも悪くも「練習通りが出た」と言う。平昌五輪シーズンに向けて「今季始めには考えられないくらい上の方で戦えているけど、まだトップじゃない。ここでとどまらずに成長していきたい」と力を込めていた。

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