小平、新婚Vへ2位発進!古閑美保と結婚で責任感増「外国選手に負けない」

[ 2017年4月21日 05:30 ]

男子ゴルフツアー パナソニック・オープン第1日 ( 2017年4月20日    千葉県野田市 千葉カントリークラブ梅郷コース=7130ヤード、パー71 )

<パナソニックオープン初日>18番、咲き誇る八重桜を背に第2打を放つ小平
Photo By スポニチ

 男子ゴルフツアーのパナソニック・オープン初日は、小平智(27=Admiral)が7バーディー、2ボギーの66で回り、5アンダーで首位と2打差の2位と好スタートを切った。64で回ったジェーソン・クヌートン(41=米国)が7アンダーで単独首位。3打差の4位には5バーディー、1ボギーの67で回った岩田寛(36=フリー)ら4人が並んだ。前年覇者の池田勇太(31=フリー)は2オーバーの85位と出遅れた。

 アジアンツアーとの共催大会で海外勢が上位を占める中、小平が日本勢トップの2位と好スタートを切った。最終18番で3メートルのバーディーパットを外し「もったいなかった!最後も取れたと思う」と悔やみながらも「落ち着いて回れた」と好感触を口にした。

 「パットがよく入った」と振り返ったように全ホール2パット以内で26パットは全体で5位だった。後半12番では3メートル、14番では6メートルを沈めてスコアボードを駆け上がった。17番ではフェアウエーから残り165ヤードの第2打を8Iで4メートルに付け、7つ目のバーディーを奪った。今週からパターを変更。モデルは先週までと同じスコッティ・キャメロンのマレット型だが、「手に感覚が伝わりやすい」というヘッドの小さいものに替えた。また、スイングのリズムも意識。「今の良い感覚とリズムを自分のものにしたい」と手応えを口にした。

 コースとの好相性も背中を押す。千葉CCで行われた2014年の日本オープンでは2位。さらにさかのぼり、日大2年時の09年には朝日杯日本学生選手権で初日7位から逆転優勝した。最終日には13番でエースを決めた。「ホールインワンを決めて逆転優勝した良い思い出がある」と当時を懐かしんだ。あれから8年。当時の最終日のスコアと同じ66でのラウンドだった。

 開幕から3戦連続で海外勢が優勝をさらっている。「4連敗」となった場合、1973年のツアー制施行後初の不名誉な記録となる。先月4日に古閑美保と結婚し、責任感が増した小平は「日本の試合は日本人が勝った方が盛り上がる。自分の目標としても、前半の早めの試合でまず1勝。外国の選手に負けないようにしたい」と決意を込めた。

続きを表示

2017年4月21日のニュース