牧野暑さに耐えた!水清田自己ベスト更新 かすみがうらマラソン

[ 2017年4月17日 05:30 ]

スポニチ主催第27回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン ( 2017年4月16日    茨城県土浦市川口運動公園陸上競技場発着 )

男女フルマラソンで優勝した牧野冴希さん(左)と水清田有季紀さん
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 2万3731人がエントリーして行われ、男子フルマラソンは牧野冴希(29)が2時間23分25秒、同女子は水清田有紀(27)が2時間51分43秒でそれぞれ初優勝した。盲人の部は加治佐博昭(42)が2時間57分11秒で初優勝した。(詳細は21日に掲載)

 <男子フルマラソン>普段は物流会社で経理職の牧野がトップでゴールした。17キロで独走状態となったが「暑さが苦手」と25度を超える夏日となった中、35キロ以降はスタミナ切れし「思いがけず路肩を走っていて“危ない”となった」。それでも憧れの市民ランナー、川内優輝のように持てる力を全て出し切って優勝。毎日2時間の通勤ランを行う29歳は「五輪を目指している若者の選考を脅かす存在になりたい」と野望を語った。

 <女子フルマラソン>前回大会、7秒差で涙をのんだ水清田が自己ベストを更新する快走で初戴冠。「楽しく走ろうと思ったことがタイムにつながった。優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。35キロまで2位の選手と並走していたが残り1キロでスパートをかけて後続を振り切った。会社の陸上部には所属しておらず、仕事後にジムのマシンを使った自己流トレーニングで汗を流している。「練習時間は足りないが、さらにタイムを更新できるように頑張りたい」とさらなる成長を誓った。

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2017年4月17日のニュース