藤本、無念の失速2位 前半猛チャージで一時単独首位も…

[ 2017年4月17日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ最終日 ( 2017年4月16日    三重県桑名市 東建多度カントリークラブ=7081ヤード、パー71 )

単独2位でフィニッシュした藤本佳則の8番ティーショット
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 5打差7位から出た藤本佳則(27=国際スポーツ振興協会)は一時首位に立つも2位に終わった。ボギーなしで6バーディーを奪い65をマーク。通算14アンダーで4年ぶり3勝目に届かなかった。梁津萬(リョウシンマン)(38=中国)が68を出し、通算16アンダーで国内開幕戦を制し、日本ツアー2勝目を挙げた。

 前半の猛チャージも実を結ばなかった。5打差から出た藤本は2番から3連続バーディーを奪うと、6番ではカラーからねじ込み、9番では8メートルを入れてスコアを伸ばし、単独首位に立った。だが、後半に失速。優勝にはバーディー以上を奪わなければならなかった17番パー5では2オンできなかった上、アプローチもミスしてパー。ボギーなしで65を出したが、「17番でやっちゃった。セカンドをダフった」と悔しがった。

 大会前にマスターズをテレビ観戦した。出場した日本人3選手は全員、藤本と同じ東北福祉大出身。海外志向が強い27歳は「賞金王になってマスターズに出られるのがベスト」と今季の活躍を誓い今季国内開幕戦に臨んだ。「オフにしっかり練習していい成績が出たことは自信になる」と修正したスイングへの手応えも上々。4年ぶりの3勝目は逃したが、この悔しさを無駄にはしない。

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2017年4月17日のニュース