ウォリアーズ白星スタート 復帰4戦目デュラントがフル回転

[ 2017年4月17日 14:57 ]

ロケッツのハーデンが雄たけびをあげる
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 NBAプレーオフの西地区1回戦は16日に2試合を行い、リーグ全体首位でもある第1シードのウォリアーズは8位のトレイルブレイザーズに苦戦しながらも121―109(前半56―56)で競り勝って初戦を白星で飾った。

 サンダーから移籍後、ウォリアーズでのポスト・シーズンは初めてとなったケビン・デュラント(28)が32得点と10リバウンドをマーク。レギュラーシーズン終盤で左膝を痛め、これがまだ復帰4戦目だが36分出場するなど故障の影響はまったくなかった。

 ステファン・カリー(29)も29得点を記録。ドレイモンド・グリーン(27)は19得点、12リバウンド、9アシスト、5ブロックショット、3スティールと攻守両面で活躍した。

 トレイルブレイザーズはセンターのユスフ・ナーキッチ(22)を脚の故障で欠いていたが、第3Q終了までは同点と善戦。C・J・マッカラム(25)がプレーオフでの自己最多となる41得点、ダミアン・リラード(26)が34得点をたたき出すなど、先発のガード・コンビだけでチーム合計得点の69%を稼いだ。

 プレーオフで2人が34得点以上を記録したのはチームでは1992年5月19日の西地区決勝第2戦(対ジャズ)でクライド・ドレクスラーが36得点、テリー・ポーターが41得点をマークして以来の出来事。しかし第4Qは21―33と圧倒され、マッカラムとリラードの“記録的”な活躍は報われなかった。

 西地区全体3位のロケッツは地元ヒューストンで6位サンダーに118―87(前半59―54)と快勝。元サンダーのジェームズ・ハーデン(27)が古巣を相手に37得点と9アシストをマークし、後半で59―33と圧倒して勝利を収めた。

 歴代最多の42回のトリプルダブルを達成したサンダーのラッセル・ウエストブルック(28)は34分出場して22得点、11リバウンド、7アシスト。ターンオーバーを9回犯すなど、ミスの多い試合内容となった。今季チーム2位の15・9得点を挙げていたシューティングガード、ビクター・オラディーポ(24)はわずか6得点。フィールドゴールは12本中1本しか決まらず、6本の3点シュートをすべて失敗するなど精彩を欠いた。

<18日のテレビ放送>

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