美宇アジア選手権初V!世界1位、2位、5位の中国勢破り日本女子21年ぶり

[ 2017年4月15日 20:26 ]

卓球のアジア選手権女子シングルスで優勝し、表彰式で笑顔を見せる平野美宇
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 卓球のアジア選手権は15日、中国の無錫で行われ、女子シングルス決勝で世界ランキング11位の平野美宇(17=エリートアカデミー)が世界5位の陳夢(中国)を11―9、11―8、11―7と、3―0のストレートで下し初優勝を果たした。

 日本女子の優勝は、1974年の枝野とみえ、1996年の小山ちれ以来21年ぶり3人目。

 平野は1月の日本選手権を16歳9カ月で史上最年少優勝を果たした。前日14日に17歳になったばかりだが、14日の準々決勝で昨年のリオデジャネイロ五輪金メダリストで世界1位の丁寧を破り、準決勝は世界2位の朱雨玲(中国)に3―0で快勝した。

 大会前には「中国人選手以外には絶対負けないように頑張っていきたい」と語っていたが、見事に世界上位の中国選手を撃破、うれしい初優勝。5月29日開幕の世界選手権へも大きな弾みとなった。

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