【林享の目】大橋 腕の動きがダイナミック 萩野に近いプルの強さ、うまさ

[ 2017年4月15日 09:14 ]

競泳日本選手権第2日 ( 2017年4月14日    名古屋市ガイシプラザ )

競泳日本選手権第2日 女子400メートル個人メドレー決勝を日本新記録で優勝した大橋の泳ぎ(手前)
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 大橋のタイムは2月のコナミオープン(4分35秒35)と比べて4秒ほど縮んでいる。バタフライ、背泳ぎ、自由形の3泳法で各約1秒ずつ縮めており、まんべんなく強化された。元々、背泳ぎを得意とする選手だが、スタートしてバタフライの泳ぎ方が印象的だった。腕の長い池江もそうだが1ストロークが大きく、一度に水をかく腕の動きがダイナミックだ。

 同じ東洋大で練習する萩野は400メートル個人メドレーの世界王者だが、細身の体で手足が長いという共通点がある。キック力で進むというより、プルの強さ、うまさがある。これも萩野と近いものがある。そして、同じ平井コーチの下で着実に力をつけてきたが、それがここで開花した。7月の世界選手権に向けて新しいヒロインが出現した。リオ五輪では男子に比べて女子の入賞数が少なかったが、女子にはいい起爆剤になったはずだ。今回のタイムは昨年のリオ五輪で銅メダルを獲れるタイム。“女萩野”ではないが、このタイムで満足せず、東京へ向けて金メダルを目指してほしい。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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