池江、ドーピング検査で寝られずも…200自は目標の2分切りで1位通過

[ 2017年4月14日 11:15 ]

競泳日本選手権第2日 女子200メートル自由形予選 ( 2017年4月14日    名古屋市・ガイシプラザ )

<水泳日本選手権>池江璃花子
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 世界選手権の代表選考を兼ねた競泳の日本選手権2日目が14日、愛知県名古屋市のガイシプラザで始まり、女子200メートル自由形予選は日本記録保持者の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が1分59秒60で1位通過した。

 滑らかな泳ぎで前半100メートルを57秒95で折り返すと、そのままトップを譲らずゴールした。前夜はドーピング検査があって宿舎へ戻る時間が遅くなり「寝れなかった。予想以上にきつかった」という。ただ、疲労感が残る中でもしっかりと目標の2分を切った。

 今年1月末の東京都選手権で1分56秒33の日本記録を樹立。年末年始の高地トレーニングの成果を発揮した。「レース感覚を思い出すので必死だった」。予選を泳いで、体にスイッチを入れた女子のエースはきょう夕方の決勝で50メートルバタフライに続く2冠目を狙う。

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