サンウルブズ 強豪に完敗…8本のトライ許し今季初ノートライ

[ 2017年4月14日 19:16 ]

 スーパーラグビーは14日、ニュージーランドのクライストチャーチで第8節の1試合が行われ、日本のサンウルブズはクルセーダーズに3―50で完敗した。サンウルブズの今季成績は7試合1勝6敗(勝ち点5)となった。

 スーパーラグビー歴代最多7度の優勝を誇る強豪との対戦は、あまりに厳しい結果となった。水が浮くほどのグラウンド状態の中で開始された試合は、序盤こそ両チームともにハンドリングエラーを重ねて一進一退の攻防が続いたが、前半11分に最初のトライを許すと、あとは一方的な試合展開となった。同23分に2つ目のトライを奪われると、その直後に相手がシンビン(一時的退場)で1人少なくなりながらも、反撃は前半26分のSO田村優のペナルティーゴールによる3点だけ。圧倒的なパワーとスキルセットの差を見せつけられ、前半に5本、後半にも3本のトライを許した。

 サンウルブズは8日のブルズ戦(秩父宮)で今季初勝利を挙げ、スーパーラグビー参入2年目で初のニュージーランド遠征を開始。勢いに乗って迎えた遠征初戦だったが、今季初のノートライに抑えられた。

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2017年4月14日のニュース