もしもう一度人生があれば「スケートの道には行かない」

浅田真央引退会見

会見で笑顔を見せる浅田真央
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　【浅田真央に聞く４】

　――ソチ五輪の競技が終わった瞬間について

　「最後のポーズで上を向いていたのですが、ああ終わったと思いました。それと同時に、ああ良かったと思いが込み上げてきてちょっと涙が出たんですけど、バンクーバーの時も悔し涙を流したので、泣いてちゃダメだなと思って頑張って笑顔にしました」　

　――違う世界に進むことに対しての考え

　「私も本当にまた新たな一歩だと思っています。でも不安とかはなくて、ただただ前にある道を進んでいくだけだと思っているので、これからも新たな経験をして元気に前を向いていきたい」

　――プルシェンコと同じ時期の引退について

　「プルシェンコ選手は私よりも長い選手生活で記録を残してきて、本当にたくさんの人を魅了してきた選手。心からお疲れさまでしたと言いたいです」

　――前を向く中で大事にしたことや信念は？

　「何かこれがしたいと目標を持ってやってきました。目標を達成するという強い気持ちを持ってやってきました」

　――金妍児への思い

　「私たちは１５、１６歳ぐらいから一緒にジュニア、シニアの試合に出てきました。お互いにいい刺激を与えながら、もらいながらずっとスケート界を盛り上げてきたんじゃないかなと思います」

　――五輪はどういう舞台だったか

　「やはり４年に１度ですし、選手である以上、そこを目指しますし、そこに出られた、そしてメダルを獲れたのは本当に良かったと思います」

　――もし生まれ変わるとしたら

　「今こうして２６歳までスケートをやって全てやりきって何も悔いはないので、もしもう一度人生があればスケートの道には行かないと思います」

　――どんな道に

　「いろいろあります。私、食べることが大好きなのでケーキ屋さんとかカフェとかレストランだったり、そういうのやっていたのかなと思っています」

　――自分を貫くポリシーはどなたから教えられたもの

　「やはり母かなと思います。あとはこういう性格なので凄く頑固っていうか」

　――最後にあいさつを

　「みなさん今日は本当にどうもありがとうございました」