貴景勝&阿武咲 ともに20歳、夏場所大暴れの予感

[ 2017年4月13日 05:30 ]

幕内の申し合いで宇良(右)を押し出す貴景勝
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( 大相撲の春巡業は12日、神奈川県横須賀市で行われ、20歳の2力士が精力的に汗を流した。幕内・貴景勝(貴乃花部屋)は十両の申し合いから土俵に上がり、幕内の稽古では逸ノ城、宇良らと9番取って4勝5敗。ぶつかり稽古では栃煌山の胸を借りて砂にまみれた。幕内2場所目だった春場所は13日目に左大胸筋の肉離れを負いながら11勝を挙げて敢闘賞を受賞。「まだ痛みはある」という状態だが、巡業でも土俵に上がり続けている。

 貴景勝と同学年の十両・阿武咲(阿武松部屋)は幕内の申し合いにも参加し、3勝2敗。ぶつかり稽古では横綱・鶴竜からたっぷりと鍛えられ「ありがたいことです」と感謝。夏場所(5月14日初日、両国国技館)での新入幕が確実な状況で、小学生からのライバルの貴景勝と再び同じ土俵に立つ。2人は巡業初日から厳しい稽古を続けており、若さを武器に暴れまくりそうな予感だ。

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2017年4月13日のニュース