“締めの質問”正解は?浅田真央会見 司会と報道陣のやり取りが話題

[ 2017年4月12日 16:54 ]

笑顔で会見する浅田真央
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 フィギュアスケートの浅田真央(26=中京大)が12日、都内で引退会見を行った。400人以上の報道陣・関係者が集まった会見はNHKを始めテレビ各局でも生中継されたが、会見の終盤で繰り広げられた司会と報道陣のやり取りが話題となっている。

 約50分間に渡って行われた会見。「トリプルアクセルに声を掛けるとしたら?」など珍質問が飛び出す場面もあったが、どんな質問にも笑顔で一生懸命に答えようとする浅田の誠実さが垣間見え、会見は和やかに進行した。

 終了の時間が迫ると、司会は「最後に本人を送り出せるような質問をしていただける方、いらっしゃいますか?」と会見をきっちり締めくくる“最後の質問”を報道陣にお願い。しかし、そこで指名された記者から出された質問は「ご結婚のご予定はありますか?」だったため、浅田は驚きの表情を浮かべ、ほかの報道陣もどよめいて爆笑。浅田はニコニコと「ないです」と即答した。

 これは“送り出せるような質問”ではないと判断されたのか、司会は「最後にもうひとつ。送り出してもらって」と再び質問を受け付け。しかし次の台湾メディアの質問も「(福原)愛ちゃんみたいに台湾の方と結婚なさったりは可能でしょうか?」。司会は「台湾の話になってしまいました」と笑いつつ、「もうひとついきましょうか。誰か締めてください。質問に自信のある方」と呼び掛けた。

 最後は「プロスケーターとしてどういうスケートを見せていきたいか」という第2の人生についての“送り出せる質問”がようやく出て、浅田が自身が座長を務める「THE ICE」(7月29〜31日・大阪、8月4〜6日・愛知)で演じるエキシビションナンバーについて「今までのスケート人生全てを注ぎ込めるプログラムをつくっていきたい」と答えて質疑応答は終了。

 インターネットでは「最後〆の質問がなかなか上手くいかなかったのが笑った」「司会の方の困りっぷりが可愛そうだった」「シメの質問、司会者厳しめで笑った」などの感想が挙がるとともに、「締めの質問って難しいな」「ハードル高すぎる」の声もあった。

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2017年4月12日のニュース