浅田真央 スケートは「人生」今後は「恩返しできるような活動を」

[ 2017年4月12日 12:02 ]

笑顔で引退会見に臨んだ浅田真央
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 現役引退を表明したフィギュアスケートの浅田真央(26=中京大)が12日、都内で会見を行い、「私、浅田真央は選手生活を終える決断をいたしました」と自らの口で報告。現在の心境について「体力も気力も全部出し切った。今はもう悔いはない」と晴れやかな表情で語った。

 現役生活でやり残したことを問われ、「自分は全てやり尽くしたんじゃないかと思います」と話した浅田。今後はアイスショーのほかテレビなどでの活躍も期待されるが、「まず、もうすぐアイスショーがあるので、選手生活を終えて初めて皆さんの前で滑るので、いい演技を目指して頑張りたい」と自身が座長を務める「THE ICE」(7月29〜31日・大阪、8月4〜6日・愛知)への抱負を口に。そして「5歳からフィギュアスケートを始めて、スケートにお世話になりました。どんな形であっても恩返しできるような活動をしていきたい」とスケート界への恩返しを誓った。

 そして、後輩たちへは「若い選手が若いパワーでスケート界を引っ張ってほしい」とメッセージ。自身にとってスケートとは?との質問には「どんな存在…難しい」と迷いながらも「人生かなと思います」ときっぱりと語った。

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2017年4月12日のニュース