スーパーラグビー来季から15チームに縮小 サンウルブズは存続

[ 2017年4月10日 05:30 ]

 ラグビーの国際リーグ「スーパーラグビー」(SR)を運営する統括団体SANZARは9日、現行の18チームを来季から15チームに縮小すると発表した。今季が参入2年目の日本のサンウルブズは存続する。

 具体名は明かされていないが、6チームの南アフリカから2チーム、同じく5チームのオーストラリアから1チームが消滅する。現在は南アフリカ地区に属するサンウルブズは、オーストラリア地区へ再編される。

 SRは16年に15から18チームに拡張され、サンウルブズやアルゼンチンのジャガーズが新規参入。しかし拡張が試合レベルの低下を招き、興行面でも不振に陥った。日本ラグビー協会幹部によれば、成績が低迷するサンウルブズも消滅候補だったが、最終的に8日のブルズ戦勝利が回避の決定打となったもよう。SANZARのインピー会長も「サンウルブズの存続はSANZARの将来戦略計画とリンクする」と異例の声明を発表した。

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2017年4月10日のニュース