松山英樹 決勝Rは風のない穏やかな天候「我慢だけではチャンス来ない」

[ 2017年4月8日 13:30 ]

米男子ゴルフツアーマスターズ第2日 ( 2017年4月7日    米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ=7435ヤード、パー72 )

第2ラウンドで70と盛り返した松山(AP)
Photo By AP

 男子ゴルフのマスターズは7日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで第2ラウンドが行われ、初日54位の松山英樹(25=LEXUS)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算2オーバーの146で16位に浮上した。

 マスターズ第2ラウンド。前日に続いて強風が吹く中、松山英樹(25=LEXUS)のショットが切れを増した。

 1番で右ラフからピン手前2・5メートルに止めた。ここはパットがカップをすり抜けたが、3番ではフェアウエー中央から1・5メートルに付けてバーディー。5番は1メートル、8番は50センチに付けてスコアを伸ばした。

 パトロン(観客)の度肝を抜いたのが15番パー5だ。フェアウエー中央から残り245ヤードの第2打。松山は3Iを強振。ピン右2・5に乗せた。イーグルこそ逃したが、5つ目のバーディーを奪って見せた。

 パーオン率は第1日の77・78%(2位)から66・67%(14位)に下がったもののピンに絡むショットは増えた。

 17番と18番では第2打でグリーンを外したが、アプローチを1メートル以内に寄せてしのいだ。

 70で回り通算2オーバーの16位まで浮上。首位との差は11打から6打に縮まった。決勝ラウンドに向けて「それも6打あるので、それがなくなるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

 週末は穏やかな天候が予想される。松山は「今日とは昨日とかこれだけ風が吹けば我慢していればチャンスがあるけど、明日、あさっては風が吹かないので我慢しているだけではチャンスは来ないと思う」と話した。

続きを表示

2017年4月8日のニュース