飯塚 200で日本人初の19秒台狙う 米での今季初戦へ出発

[ 2017年4月5日 13:52 ]

愛用のスパイクを持ち、スーツ姿で米国遠征に出発した飯塚
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 陸上のリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーの飯塚翔太(ミズノ)が5日、今季初戦となるレースに出場するため成田空港から米国に出発した。

 英国のファッションブランド「ポール・スミス」のスーツを身にまとって颯爽(さっそう)と出発カウンターに登場。8日に200メートル、15日に100メートルのレースに出場予定の“和製ボルト”は「順調です。シーズンが楽しみ。(走りが)力強くなっているので」とワクワク感たっぷりの表情を浮かべた。日本人初の9秒台が期待される100メートルに世間の注目が集まっているが、200メートルを得意とする飯塚は「200メートルも国内での関心を高めたい。自分が活躍すれば取り上げてもらえる」と第一人者としてのプライドをのぞかせる。

 日本記録は03年に末続慎吾が20秒03を出して以来破られてない。自身は昨年に20秒11の自己ベストを出しており「(日本記録は)現実的になっている。切らないといけない。日本記録を持って(8月の)世界選手権に行きたい」と意気込んだ。今季狙うは日本人初の“19秒台”。現実的な目標を胸に掲げ、25歳は飛行機に乗り込んだ。

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2017年4月5日のニュース