羽生 フリー逆転へ調整、4回転サルコー―3回転トーループ成功

[ 2017年3月31日 20:29 ]

フィギュア世界選手権公式練習、SP1位のハビエル・フェルナンデス選手(左)と練習する羽生結弦
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 フィギュアスケートの世界選手権(フィンランド・ヘルシンキ)男子ショートプログラム(SP)で5位と出遅れた羽生結弦(22=ANA)は31日、練習リンクでフリー(4月1日)へ向けた調整を行った。

 課題となっている4回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプは2本跳んでいずれも成功させた。SPでは同ジャンプにミスが出て、得点は98・39点止まり。首位のハビエル・フェルナンデス(25=スペイン)とは10・66点差がついた。厳しい戦いだが、フリーでミスを最小限に食い止めれば逆転のチャンスは出てくる。数こそ跳ばなかったが、集中した練習でカギとなるジャンプの修正に手応えをつかんだ様子だった。

 SPで世界歴代3位となる104・86点をマークして2位につけた宇野昌磨(19=中京大)もフリーで挑むループに成功するなど、この日も好調さをうかがわせた。

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2017年3月31日のニュース