キャブス今季4度目3連敗 東地区全体首位から陥落 ジェームズ26得点

[ 2017年3月31日 16:20 ]

ブルズ・バトラーをかわしてシュートに持ちこむキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 NBAは30日に各地で5試合を行い、キャバリアーズは敵地シカゴでブルズに93―99(前半50ー41)で敗れて今季4度目の3連敗。東地区全体首位の座を再びセルティクスに明け渡した。このカードは今季4戦全敗。11年シーズン(3戦全敗)に続いてスイープされるという屈辱的な結果となった。

 なおレブロン・ジェームズ(32歳)は26得点、10リバウンド、8アシストをマーク。通算得点は2万8588となり、シャキール・オニール(レイカーズほか)を3点上まわって歴代7位に順位を上げた。

 東地区全体9位のブルズは36勝39敗。ニコラ・ミロティッチ(26歳)が6本の3点シュートなどで2試合連続で28得点を稼ぎ、ジミー・バトラー(27歳)も25得点をマークして、7位ヒートと8位ペイサーズに1ゲーム差まで迫った。

 西地区全体8位のトレイルブレイザーズは地元ポートランドで3位ロケッツに117―107(前半65―56)で競り勝って5連勝。ダミアン・リラード(26歳)が31得点と11アシストを稼ぎ、9位ナゲッツとのゲーム差を1・5に広げた。

 ロケッツは連敗を喫して51勝24敗。第3Q終了時点で11点差をつけられながら、4Q残り2分29秒に一度は同点としたが反撃もここまでだった。

 シーズンMVP候補の1人、ジェームズ・ハーデン(27歳)は30得点をマーク。第1Q終了間際に決めた3点シュートがチームで今季1078本目となり、昨季ウォリアーズが樹立したチームのシーズン最多記録を塗り替えた。

 <その他の結果>

ティンバーウルブス119―104レイカーズ、クリッパーズ124―118サンズ、ピストンズ90―89ネッツ

 <東地区全体順位>

(1)*セルティクス(48勝27敗)(2)*キャバリアーズ(47勝27敗)(3)*ウィザーズ(46勝29敗)(4)*ラプターズ(45勝30敗)(5)ホークス(39勝36敗)(6)バックス(39勝36敗)(7)ヒート(37勝38敗)(8)ペイサーズ(37勝38敗)(9)ブルズ(36勝39敗)(10)ピストンズ(35勝41敗)(11)ホーネッツ(34勝41敗)(12)76ers(28勝47敗)(13)ニックス(28勝47敗)(14)マジック(27勝48敗)(15)ネッツ(16勝59敗)

 <西地区全体順位>

(1)*ウォリアーズ(61勝14敗)(2)*スパーズ(57勝17敗)(3)*ロケッツ(51勝24敗)(4)*ジャズ(46勝29敗)(5)*クリッパーズ(46勝31敗)(6)*サンダー(43勝31敗)(7)グリズリーズ(41勝34敗)(8)トレイルブレイザーズ(37勝38敗)(9)ナゲッツ(35勝39敗)(10)ペリカンズ(32勝43敗)(11)マーベリクス(31勝43敗)(12)ティンバーウルブス(30勝44敗)(13)キングス(29勝46敗)(14)サンズ(22勝54敗)(15)レイカーズ(21勝54敗)

 *はプレーオフ進出が確定。ポストシーズンに参加できるのは両地区上位8チーム。レギュラーシーズンは82試合。

 <1日のテレビ放送>

ウォリアーズ―ロケッツWOWOWライブ 11時15分〜

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