稀勢の里、ファンの心に響く不屈の魂

[ 2017年3月26日 10:20 ]

大相撲春場所14日目 ( 2017年3月25日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲14日目>稀勢の里は寄り切りで鶴竜に敗れる
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 稀勢の里の強行出場が決まった14日目、取組前から会場には期待と不安が広がっていた。娘と観戦に訪れた大阪在住の牧野真実さんは「どこを痛めたんですか?心配して昨日の夜は眠れないぐらいでした」と複雑な表情を見せた。

 相撲ファン歴3年の娘の柚子さんは母とともに会場内に設置された稀勢の里の等身大パネルと記念撮影。3日目に続いての来場で「出て大丈夫なのかなと思いますけど、それでも戦う横綱の責任感が凄い」と不屈の精神に感銘を受けた様子だった。

 中継局のNHKは正午のトップニュースで新横綱の出場を報道。日本出身横綱として19年ぶり2場所連続優勝の懸かる稀勢の里の動向には多くの人が関心を寄せていた。当日券を求めて早朝から老若男女が並んだ列からは、ファンは「優勝したら泣いちゃうかも」「絶対に勝ってほしい」との声、また声。新入幕時代から応援している清水由利さんはテレビで顔をゆがめる姿を見てショックで涙を流したことを打ち明けた。痛みを押して戦い続ける横綱の大和魂は結果以上にファンの心へ響いている。 (特別取材班)

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