鶴竜、白星も「嫌な気持ちです」手負いの稀勢は力が抜けていた…

[ 2017年3月26日 05:30 ]

大相撲春場所14日目 ( 2017年3月25日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所14日目> 鶴竜(右)に寄り切られ、肩を落とす稀勢の里
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 手負いの稀勢の里から白星を飾っても鶴竜に笑顔はなかった。

 「こんなやりづらいものはないですね。昨日の時点で半分ぐらい(休場も)あるかなと思っていた」。予想外の出場だったが、立ち合いで当たった時の感触も薄く「(稀勢の里は)力が抜けていた」という。

 万全ではないライバルから勝利し「嫌な気持ちです」と複雑な表情を見せ「同じ立場だったら僕も出たかも。優勝の可能性もあるし、ここまでやってきた気持ちもあるし」と語った。

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