ブルズ元GMのクラウス氏が死去 戦力補強に手腕を発揮 黄金時代を築く

[ 2017年3月22日 16:11 ]

死去した元ブルズのGM ジェリー・クラウス氏(AP)
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 90年代にNBAブルズの黄金時代を築いたジェリー・クラウス元GMが死去。21日にブルズがその事実を確認したもので77歳だった。

 スカウト出身だった同氏は1985年にブルズのGMに就任。当時まだ実績がなかったフィル・ジャクソン監督の抜てき、ドラフトでのスコッティ・ピッペンの獲得、さらにデニス・ロッドマンを含めた多くの戦力補強に手腕を発揮してチームの地位を高めた。

 苦楽をともにしたブルズのジェリー・ラインドーフ・オーナーは「私は最もすぐれた目利きの持ち主。最もハードに働いくれたスタッフの1人だった」と追悼コメントを発表。訃報を受け取ったマイケル・ジョーダン氏(現ホーネッツ・オーナー)も「ジェリー(クラウス氏)は90年代のブルズ黄金期におけるキーパーソンだった」とその功績を称賛した。

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