初日がでない豊ノ島 それでも前向き「今場所で一番いい流れだった」

[ 2017年3月22日 15:35 ]

 昨年、左アキレス腱の断裂で2場所を全休し、幕内から幕下まで番付を落としている東幕下2枚目の豊ノ島(時津風部屋)が、天鎧鵬に敗れて5敗(1休)となった。初日を右ふくらはぎの肉離れで休場。5日から再出場している。

 体は動いていた。表情も明るい。本来は左差しが得意だが、この日はもろ差し狙いからの右差しの展開。そこから左を巻き替えて相手の上手を切る、豊ノ島らしい相撲。土俵際まで攻め、突き落とされての逆転負け。「もろ差し狙いだったけど、相手が右四つだったので、ああなった。今場所で一番いい流れだった。足の痛みも気にならなくなっている」と前向き。なかなか初日がでないが、内容は確実によくなっている。

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2017年3月22日のニュース