稀勢、落ち着いて10連勝「いいんじゃないの」 自身最多懸賞

[ 2017年3月22日 05:30 ]

大相撲春場所10日目 ( 2017年3月21日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所10日目>支度部屋で唇をとがらせる稀勢の里
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 稀勢の里は玉鷲に突っかけられても落ち着いていた。2度目の立ち合いで右から張って左を差し、左下手を取ると体を密着させて寄り切り。「いいんじゃないの」と振り返った。

 15日制後の新横綱の10連勝は玉の海、隆の里、旭富士に続き4人目。獲得懸賞は310本となり、自身最多だった昨年名古屋場所の296本を早くも更新した。

 高安も無敗を守り、同部屋力士の初日から10連勝は15日制後4度目。他に勝ちっ放しのない同部屋2人だけの10連勝は史上初だ。優勝争いは絞られてきた格好だが「しっかりやるだけ」と余計なことは考えていない。

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