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稀勢 綱初結び 前日金星の蒼国来を一蹴 4横綱中唯一4連勝 

大相撲春場所4日目 ( 2017年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所4日目>蒼国来(左)を寄り切りで下す稀勢の里
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 稀勢の里が横綱で初めての結びを締めた。初顔合わせの平幕・蒼国来を相手に右を抱え込みながら出て右上手を取ると左でかいなを返し、万全の体勢で寄り切った。自身の取組の前に鶴竜、白鵬と横綱が相次いで敗れる中、4横綱でただ一人、初日から4連勝とした。白鵬を一気の出足で破った勢は3個目の金星。鶴竜に土をつけた琴奨菊は初日の日馬富士に続く2横綱撃破となった。

 「荒れる春場所」という言葉なんて、稀勢の里には関係ない。西の土俵下で見た2番でいずれも横綱が敗れても、心が揺れることはなかった。「自分は自分でしっかり」と言うように、しっかりと白星を手にした。感情を出すことのない支度部屋での対応も初日から変わらず、横綱らしく威風堂々としている。

 05年九州場所3日目、横綱・朝青龍戦で初めて結びの一番に上がってから11年4カ月。先場所まで結びは63回も経験したが、64回目は挑戦する立場から迎え撃つ側に変わった。横綱昇進を実感する場面でも「相撲は変わらないから。やることは変わらない」と特別な感情などなかった。だから平常心を貫けた。まわしを与えるとうるさい蒼国来に一分の隙も見せず、4日目で初めて右上手を取ると、あとは寄るだけだった。大関時代は初顔に20勝2敗と圧倒的強さを見せたように、前日に日馬富士を破った相手も寄せ付けなかった。

 4横綱で唯一の4連勝。獲得した懸賞は100本の大台に乗り、賜杯争いでも優位に立った。取組を土俵下で見た藤島審判長(元大関・武双山)は「落ち着いているし、自信がある」と見ている。そのポイントとなった一番として横綱昇進を確実にした初場所千秋楽の白鵬戦を挙げ「白鵬の寄りを残し、押されなかったのが自信になっている」と分析した。

 この日の朝稽古では、今場所初土俵の5人の新弟子が輪になってすり足をする姿を懐かしそうに見ていた。稀勢の里は02年春の自身の前相撲をはっきり覚えており「不安があった」と回想した。それから15年。前相撲から9時間以上も後の土俵に立つことになった新横綱に、不安などみじんもない。

[ 2017年3月16日 05:30 ]

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