真凜、本番リンクに好感触 連覇へ気合「昨年の自分に勝ちたい」

[ 2017年3月15日 05:30 ]

公式練習で調整する本田真凜
Photo By 共同

 フィギュアスケート女子の本田真凜(15=関大中)が、日本初の連覇が懸かる世界ジュニア選手権(15日開幕、台北)に向けて軽快なステップを刻んでいる。

 昨年5月、今大会と同じリンクで開催されたことが決め手となり、アイスショーに出演。今季のショートプログラム(SP)使用曲「スマイル」で滑り、「リンクが柔らかくて好き」と好感触をつかんだ。

 2月、長野ビッグハットでの全国中学校スケート大会では、台北の会場をイメージして演技。「お客さんとかをこっち(台北)のリンクの感じに想像して滑った」。練習拠点の関大のリンクよりもジャンプが浮き上がりやすいという本番会場。「(関大で)完璧に回ると(台北で)回りすぎると思った。完璧に仕上げないでこっちに来た」。あえて絶好調手前の仕上がりにとどめた。

 14日、本番会場での公式練習ではフリップ―トーループの連続3回転を決めるなど、軽快に汗を流した。SPは17日、フリーは18日。「やるしかないな、という感じ。昨年の自分に絶対に勝ちたい」。入念なシミュレーションが、日本初の偉業につながる。

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2017年3月15日のニュース