錦織 出直しストレート発進 初戦敗退リオOPの悪夢払しょく

[ 2017年3月14日 05:30 ]

男子テニスBNPパリバ・オープン ( 2017年3月12日    米カリフォルニア州インディアンウェルズ )

エバンズにストレート勝ちし、観客の歓声に応える錦織
Photo By AP=共同

 世界ランキング5位で第4シードの錦織圭(27=日清食品)は、初戦となった2回戦で世界ランク41位のダニエル・エバンズ(英国)に6―3、6―4でストレート勝ちし、3回戦に駒を進めた。今大会は1回戦敗退を喫した2月のリオ・オープン以来の実戦。悪夢を払しょくし、自身初のマスターズ制覇に向けても上々のスタートを切った。

 コートにラケットを叩きつけてへし折り、観客からブーイングを浴びた3週間前の荒くれた姿はなかった。試合時間1時間24分と多少の苦戦はしたものの、ストレートで今年の全豪オープンで16強入りしたエバンズに勝利。錦織は「出だしでブレークされて焦る気持ちもあったが、その後は落ち着いてプレーできた」と満足感を漂わせた。

 プレーぶりも冷静沈着だった。第1セットからストロークでは攻め急がずに、エバンズが不得意とするバックを突いてミスを誘った。第2セットも堅実なテニスで派手なプレーは封印。2月は南米のクレーコートで2戦して準優勝、1回戦敗退と精彩を欠いたが、今回はマイケル・チャン・コーチも同行。「サーブの調子を戻すことと、攻撃的なプレーを心掛けること」と助言をもらい、プレーにも生かしている。

 会場は米西海岸から内陸に入ったところにあり、高温で乾燥しており、使用球も重い。昨年の8強が最高成績と得意な舞台とは言えないが、「思い切り打つのは難しいので、コントロール重視でやっていく。100点を望めないプレーになるが耐えないといけない」と我慢を重ねて上位進出を狙う。

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