桃田 5・15出場停止処分解除「信頼回復に努めたい」

[ 2017年3月13日 05:30 ]

処分解除が決まり、市川市内の体育館で会見した桃田賢斗
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 日本バドミントン協会は12日、東京都内で理事会を開き、違法カジノ店での賭博行為で無期限の試合出場停止とした桃田賢斗(22=NTT東日本)の処分を5月15日に解除すると決めた。バドミントン教室参加などの社会貢献活動や勤務態度についてNTT東日本からの報告を受けて、反省した姿勢を評価。理事会で処分解除に異論は出なかった。処分解除日については、1年間の出場停止処分だった古賀輝(NTT東日本)の処分が解ける4月9日以降であること、復帰戦の候補となる日本ランキングサーキット大会(5月27日開幕、さいたま市)のエントリー期限が15日であることを考慮して決まった。

 この日、桃田は千葉県市川市内での練習後に会見し「社会人として甘えがあり、応援してくれる人を裏切ってしまった。信頼回復に努めたい。バドミントンだけでなく、人として成長したい」と語った。20年東京五輪に向けては「応援してくれる方に恩返しできるように、感謝の気持ちを忘れず精いっぱい頑張りたい」と決意を述べた。

 桃田は昨年4月、後にNTT東日本を解雇された田児賢一(27)らとともに違法賭博をしていたことが発覚して処分を受け、世界連盟の登録も抹消され、リオ五輪に出場できなかった。

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2017年3月13日のニュース