女子リレーで4年ぶり銅 ショート世界選手権

[ 2017年3月13日 07:32 ]

 スピードスケート・ショートトラックの世界選手権最終日は12日、オランダのロッテルダムで行われ、女子3000メートルリレー決勝で伊藤亜由子、菊池純礼(ともにトヨタ自動車)斎藤仁美(オーエンス)渡辺碧(東京・武蔵野高)の日本が3位に入り、2013年大会以来4年ぶりに銅メダルを獲得した。

 日本は最後方の4番手でレースを進めたが、終盤に先頭争いをしていたオランダが転倒し、3位でゴールした。中国が優勝し、ハンガリーが2位だった。

 ▼伊藤亜由子の話 世界選手権のメダルは一番シーズンの中で重要。これまで取れなかった重要なところで取れたのは良かった。平昌(冬季五輪)につなげられるように、みんなで頑張っていきたい。

 ▼菊池純礼の話 このメンバーが誰一人欠けても、このメダルはなかった。うれしい気持ちと感謝の気持ち。でも、まだ課題があるという悔しい気持ちもある。

 ▼斎藤仁美の話 世界と比べるとスピードの差などまだやらないといけないことがあるが、まずはこの結果を取れたことがうれしい。

 ▼渡辺碧の話 (オランダの転倒という)運もあったが(メダルの)チャンスをつかんだのは大事。初めての世界選手権で初めてのメダル。一緒に戦ってくれた先輩に感謝したい。もっと自分のレベルを上げないといけない。

 ▼菊池萌水の話 みんなが臨機応変に対応し、しっかりとつながった。チームワークなどの基礎はできていると思う。決勝は出られなかったが、このメンバーで世界選手権に来られて良かった。

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2017年3月13日のニュース