ロケッツ キャブスに逆転勝ち、ハーデン今季16回目のトリプルダブル

[ 2017年3月13日 17:48 ]

健闘を称え合ったロケッツのハーデン(右)とキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 NBAは12日に各地で6試合を行い、西地区全体3位のロケッツは地元ヒューストンで東地区全体首位のキャバリアーズを117―112(前半58―67)で下して46勝21敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)が38得点、10リバウンド、11アシストで今季16回目のトリプルダブルを達成して勝利に貢献した。

 キャバリアーズは43勝22敗。第3Qの1分45秒には14点をリードしたが終盤に試合をひっくり返され、ここ5戦で4敗目を喫した。

 レブロン・ジェームズ(32歳)は30得点、7リバウンド、5アシストを稼いだもののターンオーバーも8回。3月に入ってチームは2勝5敗と失速気味で、東地区全体2位のウィザーズ、同3位セルティクスとのゲーム差は2となった。

 そのセルティクスは地元ボストンでブルズに100―80(前半46―26)で勝って42勝25敗。アイゼイア・トーマス(28歳)が24分の出場時間で22得点を挙げ、ウィザーズとはゲーム差なしとなった。

 トーマスはこの試合で3点シュートを8本中4本成功。今季の成功本数は203となり、アントワン・ウォーカー、ポール・ピアース(現クリッパーズ)に続き、チーム史上3人目のシーズン200本を達成した。

 東地区全体10位のブルズは5連敗を喫して31勝35敗。試合開始から6分間も無得点で、第1Qは9―22という最悪の滑り出しだった。

 東地区全体6位のペイサーズは地元インディアナポリスで9位ヒートに102―98(前半60―53)で競り勝って34勝32敗。ポール・ジョージ(26歳)が28得点をたたき出し、ホームでのこのカードでは10連勝を飾った。

 ヒートの連勝は4で止まって32勝35敗。ハッサン・ホワイトサイド(27歳)は26得点、21リバウンドを記録したが、右目を負傷している先発ガードのゴラン・ドラギッチ(30歳)は欠場した。

 ニックスのカーメロ・アンソニー(32歳)は敵地ブルックリンで行われたネッツ戦で27得点をマーク。ニックスでの通算得点は1万22点となり、ナゲッツ時代(1万3970点)を含めて2つのチームで通算1万得点を記録した。

 異なる2チームで1万得点以上をマークしたのはカリーム・アブドゥルジャバー(バックス&レイカーズ)、エルビン・ヘイズ(ロケッツ&ブレッツ)を含めてリーグ史上3人目。しかし試合は112―120(前半49―67)で今季不振のネッツに敗れ、ニックスは3連敗で26勝41敗となった。

 12勝53敗となったネッツは昨年12月26日のホーネッツ戦(120―118)以来となるホームでの白星。地元ブルックリンでの連敗を16でくい止めた。

 <その他の結果>

トレイルブレイザーズ(29勝36敗)110―101サンズ(22勝45敗)、76ers(24勝42敗)118―116レイカーズ(20勝46敗)

<14日のテレビ放送>

ジャズ― クリッパーズ

WOWOWライブ 10時〜

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