白鵬 まさかの黒星発進 右足裏が取組中に悪化「削れた」

[ 2017年3月13日 05:30 ]

大相撲春場所初日 ( 2017年3月12日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所初日>正代(奥)に突き落としで敗れ、初日黒星を喫する白鵬
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 結びの一番に波乱が待っていた。5場所ぶりの優勝を狙う横綱・白鵬は先場所初日に圧倒した小結・正代と対戦。通算2戦2勝と相性のいい相手だったが、8日に田子ノ浦部屋へ出稽古した際、高安との取組中に右足の裏がすれて「削れた」と表現するほど患部に不安が残っていた。テーピングをせずに土俵に上がると取組中に悪化。黒星につながり、「(正代が)いい相撲を取った」と若い力を認めつつも顔をゆがめた。

 4横綱時代を迎え「4人で引っ張っていきたい」と意気込み、先場所負けた稀勢の里と高安を目当てに出稽古したが、右足の裏を痛めるなど裏目に出てしまった。ただ、昨年の春場所は初日黒星から巻き返して14勝1敗で賜杯を抱いている。第一人者は「まだまだ」と気持ちを切り替えた。

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2017年3月13日のニュース