19歳堀島 世界選手権モーグル初出場で日本男子史上初金!

[ 2017年3月8日 23:26 ]

男子モーグルで優勝が決まり、感極まる堀島行真
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 2018年平昌冬季五輪の代表選考を兼ねたスノーボードとフリースタイルスキーの世界選手権が8日、スペイン・シエラネバダで開幕し、モーグル決勝で堀島行真(19=中京大)が初出場で優勝を決めた。

 予選で91・08点をマークし首位で決勝へ。上位18人による決勝1回目を2位で通過し、上位6人で争う2回目でもほぼノーミスの滑りを見せ88・54をマーク。今季のワールドカップ(W杯)モーグルで11戦中9勝と圧倒的な強さを誇るキングズベリー(カナダ)を抑えての栄冠となった。日本男子の優勝は史上初。女子では2009年に上村愛子が優勝を飾っている。

 岐阜県出身の堀島は2月の札幌冬季アジア大会ではモーグル、デュアルモーグルの2冠を達成。来年の平昌五輪の金メダル候補にも名乗りを上げた。

 原大智(ジョックス)、西伸幸(マンマーノフーズ)、遠藤尚(忍建設)は予選落ちした。

 ▼堀島行真の話 本当にうれしい。予選を1位で通過したので(優勝できて)ほっとしたし、安心した。攻めの意識を保っていったら、実力以上のものが出てくれた。

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