荻野 社会人の意地 夢は20年東京五輪出場

[ 2017年3月6日 05:30 ]

第35回三浦国際市民マラソン男子5キロ ( 2017年3月5日    神奈川・三浦海岸発着 )

<第35回2017三浦国際市民マラソン>5キロレース男子の部を制した荻野真乃介(右)。左は2位の鈴木宗孝
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 社会人の貫禄を示した。荻野はラスト200メートルでスパートをかけ、並走していた高校生の鈴木を0・38秒差で振り切った。

 「まだレースとしては30点」と課題も残ったが、完走できたことが何よりうれしかった。実は昨年12月に右脛骨(けいこつ)を痛め、3カ月もの間、満足に練習をすることができなかった。大会前もわずか1週間で調整するなど万全ではなかったが、再発防止にストレッチや練習後のケアを徹底して乗りきった。復帰レースで勝ち星を挙げた23歳は「長期的な目標は20年東京五輪出場」と夢を掲げた。

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2017年3月6日のニュース