川岸史果 残念…1打差の2位「風の読みをうまくできなかったのが反省点」

[ 2017年3月5日 18:35 ]

14番、豪快なティーショットを放つ川岸史果
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 女子ゴルフの開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースは5日、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部で最終ラウンドが行われ、アン・ソンジュ(29=韓国)が通算6アンダーでツアー23勝目を挙げた。男子ツアー6勝の川岸良兼(50=フリー)の次女・史果(22=加賀電子)は単独首位で出たが、1バーディー、5ボギーの76と崩れて通算5アンダーで1打差の2位に終わった。

 川岸は強風の中で失速した。2番でグリーンを外すとアプローチを寄せきれずボギーが先行。3番で3メートルのバーディーパットを沈めて一息ついたが、5、6番で連続ボギー。8番もパーオンできずにスコアを落とした。16番パー3ではグリーン右からの第2打がカップ2メートルに止まりボギー。最終18番でもアプローチがグリーンをオーバーするミスで初優勝を逃した。

 「風の読みをうまくできなかったのが反省点。グリーンを外した時にアプローチが寄り切らなかった。何打も響いてしまった」。川岸はグリーン周りのミスを悔やんだ。

 昨年12月に右足首の手術を受けたばかりでコンディションは万全ではない中でツアー自己最高の2位。キャディーを務めたプロゴルファーの母・麻子さん(50)は「100%ではない中でよく頑張った」とねぎらいつつ「アプローチが課題だと思う」と指摘していた。

 タイで合宿中の父・良兼は前夜、麻子さんを通じて「明日もこのまま頑張れ」と激励のメッセージを送っていた。

 吉報を届けることができなかった川岸は「早く勝っていい報告ができるようにしたい」と話していた。

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2017年3月5日のニュース