稀勢「感激している」奉納土俵入り 大阪でも大人気

[ 2017年3月5日 05:30 ]

大相撲春場所を前に、雲竜型の土俵入りを披露する新横綱稀勢の里関
Photo By 共同

 新横綱の稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が、白鵬、鶴竜、日馬富士とともに、大阪市住吉区の住吉大社で奉納土俵入りを行い、昨年より1000人多い約3500人が駆けつけた。2日にお披露目されたばかりの赤富士と鶴が描かれた新しい化粧まわしをつけて登場。足場が安定しない砂の上での土俵入りながら、1分23秒で雲龍型をやり遂げると4人の中で最も大きな拍手を浴びた。「このような神聖な場所で土俵入りができて感激している。(大声援は)ありがたい」と感謝の言葉を口にした。

 土俵入り後は大阪市港区の田子ノ浦部屋の近くにある築港小でのイベントに参加。集まった2000人の前で春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)での奮闘を誓った。「体も張ってきた。あとはちょっとのところを修正するだけ」と調整には手応えをつかんでおり残り1週間で最高の状態へ仕上げていく。

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月5日のニュース