遼、32位浮上 6バーディーの粘り「チャンス近い」

[ 2017年2月27日 05:30 ]

米男子ゴルフツアーホンダ・クラシック第3日 ( 2017年2月25日    米フロリダ州パームビーチガーデンズ PGAナショナル=7140ヤード、パー70 )

第3ラウンド、8番でバーディーパットを決めギャラリーの声援に応える石川遼。通算3アンダーの32位に浮上した
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 石川遼(25=CASIO)は6バーディー、3ボギーの67で回り通算3アンダー、207で55位から32位に浮上した。第3ラウンドで65をマークしたリッキー・ファウラー(28=米国)が通算13アンダーの197で首位に立った。4打差の2位にティレル・ハットン(25=英国)がつけた。

 石川が粘りを見せた。前日は終盤6ホールで4ボギーと急失速。悔しさをバネに、第3ラウンドは32位まで順位を押し上げた。「やるべきことができての6つのバーディー。最終日もできるように頑張りたい」とうなずいた。

 アウトスタートの前半で3つ伸ばして折り返した。しかし、後半の10番から2連続ボギーを叩き、12番パー4もティーショットが左のフェアウエーバンカーへ。前日の急失速が頭をかすめたが、3・5メートルのパーパットを沈めて嫌な流れを断ち切った。「一番大きかった。12番で粘れたのは良かった」と振り返った。踏ん張った後は13、16番でバーディーを奪取。「アイアンの切れが良くなってきている。チャンスが思ったより近いところについている。パットも決めていけた」と手応えを感じながら、上位進出に意欲を見せた。

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